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今週のギンレイ(9月 前半) 映画感想 僕たちのラストステージ / 天国でまた会おう

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僕たちのラストステージ

http://laststage-movie.com/

監督はジョン・S・ベアード。彼は元々学生時代にローレル&ハーディのコスプレをしていたぐらいのファンだったそうで、この映画に抜擢されたのは愛のなせる技だろうか。主演の「ローレル&ハーディ」を演じるのは、スティーヴ・クーガンとジョン・C・ライリー。アメリカ・イギリス・カナダの合作映画。

サイレンスからトーキーへ移行していく時代で活躍した人気コメディアンのコンビの晩年の実話を元にした物語だ。

あらすじ

1953年ローレル&ハーディイギリスでライブツアーを行うことになった。1920年代後半から1930年代にかけて、2人はハリウッドで黄金時代を築き上げたが、ハル・ローチと決裂してから徐々に落ち目になっていった。そんな2人にとって、このツアーは復活を賭けた最後の大勝負であった。2人は経済的にも苦しい状態にあったが、芸の腕前は一切衰えておらず、ツアーは大成功のうちに終わった。かつての人気を取り戻せるかに見えた矢先、オリヴァーに病魔が襲いかかった。

引用:wikipedia

感想

冒頭は黄金時代のローレル&ハーディから描写される。

コンビの台本を書き、「やせっぽち」を演じるスタンは現状を憂いていた。これほどまでに人気スターになったのに、もらっている賃金はチャップリンと比べればすずめの涙。その待遇を変えるべくプロデューサーに反旗を翻すが、コンビの相方、「ふとっちょ」のオリバーの協力を得られなかったため、敢え無く撃沈。一時的なコンビの解散にまで事態は発展し、二人は徐々に落ちぶれていくことに。

この過去の失敗が、長い間スタンの心残りになっており、後半の仲違いに繋がっていくわけだが、一方でオリバーの心にもいつもスタンが台本を書いてくれているという一種の負い目のようなものがあり、たまに見せるスタンの態度にも鬱憤が溜まっていく。

時代は変わって、1953年。新作映画のための資金集めに巡業周りをする二人だったが、人気を取り戻したところのパーティ会場で、ついに決定的な喧嘩をしてしまう。

職人気質でいつも孤独に台本を書き続けているスタンと、対照的にいつも人に囲まれ遊び呆けているオリバー。とても似つかない二人だが、彼らが友情を取り戻していく過程が美しい。

芸人のパートナーというものは非常に複雑な代物だ。恋人よりも長く一緒にいて、嫌いになっても離れるわけにはいかない。誰よりもお互いを信頼していなければならない関係。

笑って泣けるヒューマンドラマである。


あと彼らを支える二人の妻の女性陣もまたキーキャラクターである。自分の夫を愛するがあまり、夫のパートナーに対して辛辣な意見をしたりもあってバチバチな関係なのだがなんだか仲が良い不思議な関係の二人だ。ラストステージでこの二人が手を握るシーンがとても好きだ。

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天国でまた会おう

http://tengoku-movie.com/

原作はピエール・ルメートルの小説で、脚本は作者本人と兼監督兼主演でもあるアルベール・デュポンテルの二人で手掛けたらしい。
主演は壮年のヒゲの軍人・アルベールをそのままアルベールが主演し、もう一人の主人公を 「BPM」のナウエル・ペレーズ・ビスカヤート が演じている。

あらすじ

第一次世界大戦末期、終戦間近の西部戦線。フランス軍のプラデル中尉は血を見るのが好きな戦闘狂で偵察に出した兵を自ら殺し、戦争を煽っていた。彼の策略に気づいた部下のアルベールだったが、逃亡中に敵の爆撃に合い生き埋めになってしまう。そこを助けたのが戦友で大富豪の息子エドゥアールだったが、再度の爆撃で彼は顔の下半分を失う怪我をする。

終戦後、次々と復員していく戦友を尻目に頑なに家へ帰ることを拒否するエドゥワール。アルベールはそんな彼を死んだことにし、別人と入れ替わって新たな生活を送ることにする。

生きる希望を失っていたエドゥワールだったが、ある日アルベールが帰宅するとそこには独創的で美しい仮面を被ったエドゥワールの姿があった。そしてある計画をアルベールに持ちかける。

感想

フランスの映画だが、元々ミステリーを主戦場とする作家が書いた小説が原作だ。まずビジュアル面でエドゥワールの作る様々な仮面の美しさ、独創さにやられてしまう。次に喋ることが出来ないエドゥワールの仕草や目線で彼の感情を豊かに表現していたナウエルの演技に脱帽だ。悲劇的な運命に遭いながらも、エドゥワールという青年が持つ生来の明るさやシニカルさなどを絶妙に表現できていたと感じた。

彼を慕い彼の言葉を唯一翻訳できる少女ルイーズ、彼らの家主となり色々と振り回されてしまうお人好しのアルベール。この三人の屋根裏小屋の暮らしがなんとも愛おしくどこかノスタルジックな気持ちにさせる不思議な作品だ。

また作中に漂う、喜劇的でファンタジーな雰囲気と裏腹に冒頭の戦争描写はどこまでもリアルでありそのメリハリも良い。3人はリアルな戦争によって奪われたものを国家から楽しく、愉快に、爽快に取り戻そうという計画をすすめるのである。

その後ろで彼らの現状の発端となったプラデル中尉も、戦争で成り上がった悪党である。アルベールがふとしたきっかけで食事に呼ばれたエドゥワールの実家で見たものは、彼の姉と結婚し、埋葬事業で財を成したプラデルその人であった。彼への因果応報や、冒頭のアルベールへの尋問シーンなど物語としての面白さも随一だ。

一次大戦ものだが、現代へも通じる社会風刺的な側面ももったエンターテイメント作品だ。音楽も素晴らしかった。オススメ。

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