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[ボードゲーム]あやつり人形

出典:https://www.amazon.co.jp/

概要

ジャンル駆け引き・心理戦
人数2-7
時間60-120min
ランダム性☆☆
盛り上がり度☆☆☆

ゲーム説明

細かなルール説明は他サイトさんにお任せするとして、特徴をあげていきたいと思います。

権力者をあやつって町を発展させる

プレイヤーは人を操ることが出来る魔術師のような存在です。
8つの職業の人物からあやつる人物を選択し、その能力を使って建物をつくり町を発展させるゲームです。最後の集計時に一番町への貢献度が高かった人の勝ち

ゲームの簡単な流れ

金貨を集めてなるべく貢献度の高い建物を建てるゲームです。

手札となるのは 建物カード で、これを場にセット(建築)するには、カードに表示されているコスト分の 金貨 が必要となります。
金貨を入手するには自分の手番開始時に「金貨を入手」アクションを選ぶか、キャラクターの能力で入手するかの2通りの方法があります。

キャラクターを選択→決められた行動順で各自手番→キャラクターを選択・・・ と続けていき、いずれかのプレイヤーが建物を8つ立てた時点でゲーム終了となり貢献ポイントの集計に入ります。
8つ立てた人が勝利するわけではないので、注意が必要です。

全てのプレイヤーの手番が終了するとそれが1ラウンド終了となります。

キャラクターの選択(重要)

このゲームの肝です。
一番最初は最年長者から、次のターンからは王様(4番)を選んだ人から8枚の キャラクターカード (8つの職業)から1枚選び時計回りに回していきます。選んだカードは伏せておき、自分が誰を選んだのかは秘密にしておく必要があります。

何故これが重要かというと、各キャラクターは行動順が決められていてキャラクターを全員選び終わった後はその行動順で手番が進められます。そして最初に行動する暗殺者、次に行動する盗賊。この二人の
能力がキーになります。

暗殺者と盗賊

暗殺者は一番最初に行動し、手番時に自分以外のキャラを一人宣言します。宣言されたキャラを選んでいた人はそのキャラが暗殺されてしまい、手番を失ってしまいます。要は一回休みですね。

また2番目に行動する盗賊は、同様にキャラを一人宣言し、そのキャラを選んでいた人は手番開始時に盗賊に金貨を全て奪われてしまいます

金貨は手番開始時に補充したり、各職業の能力で手に入れる機会がありますが、建物を作る時に必要になる重要な物資です。

ゲームの特徴とコツ

様々なキャラクター

先に紹介した以外のキャラクターも全員個性的な能力を持っています。簡単に以下にまとめます。

行動順キャラクター名能力概要
1暗殺者選んだキャラクターを暗殺(一回休みにする)。
2盗賊選んだキャラクターの手番開始時にそのプレイヤーの金貨を全て奪う。
3奇術師選んだプレイヤーと手札を全て交換する。
または山札と手札を交換する(手札の数だけ)。
4王様スタートプレイヤー(キャラクターを最初に選択する)になり、
手番の開始などの進行役も務める。
自分の場に存在する黄色の建物1枚につき金貨1枚を得る。
5司教このラウンド中、将軍に建物を壊されない。
自分の場に存在する青色の建物1枚につき金貨1枚を得る。
6商人金貨を1枚得る。
自分の場に存在する緑色の建物1枚につき金貨1枚を得る。
7建築家山札(建築カード)を2枚得る。
またこのラウンド中は、何個でも建築が可能。
(建築家以外はラウンド中1個まで)
8将軍場に存在する建物を1つ破壊出来る。
その際コスト-1の金貨を支払う。
自分の場に存在する赤色の建物1枚につき金貨1枚を得る。

他プレイヤーの裏をかく

上記のキャラクター能力をざっと見るとおわかりかと思いますが、後半のキャラクターは能力によって金貨を得ることが出来ます。特に 商人の自由に金貨1枚を得る は強力で序盤に有利です。

じゃあみんな商人欲しがるじゃん!と思いがちなんですが、そこがこのゲームの肝。なぜなら 暗殺者は有利なキャラを選択する からです。

キャラクターカードを選択するとき、自分の分を引いたら左隣のプレイヤーに残ったカードを渡します。受け取ったプレイヤーはそのカードを見渡し暗殺者がいなかったのならば、自分より前のプレイヤーの誰かが暗殺者を選んだことになります。その場合は要注意!

このゲームで最も重要なことは いかに暗殺されないか です。
つまり序盤の商人が有利であることがわかっているならば、 暗殺される可能性が高いからあえて違うカードを選ぶ 、という心理戦になるわけです。

序盤以外でも、自分が勝つために必要なのはトッププレイヤーを引きずり落とすことなので、トッププレイヤーは常に暗殺の恐怖にさらされるわけですね。

暗殺者は弱い

じゃあ暗殺者を自分で選び続けていれば暗殺されないから勝てるじゃん!と思いがちなんですが、そうでもないのがこのゲーム。

暗殺者は他人の足を引っ張ることは出来ますが、自分に対してのメリットはないのです。暗殺者だけを選び続けていれば最下位になることは避けられるかもしれませんが、トップになることはほぼ出来ません。このゲームで勝てるのは 能力を駆使し、効率よく金貨を入手し、価値の高い建物を建てた人 です。

手番中に行えるのは能力外では 金貨2枚入手か建物カードを1枚入手のどちらか です。これが一度の手番の価値だとすると、商人は緑の建物を1つ持っていれば、能力と合わせて金貨を2枚入手することが出来ます。これは 1回分の手番と同じ価値 とも言えます。また建築家などは2枚建物カードを入手出来るので考え方によっては 2回分の手番と同じ価値 を持っていると言えます。

つまり状況によっては一回休みになるリスクを背負ってでもこれらの優秀なキャラクターを選択する意味があり、成功すれば自分にメリットのない暗殺者との差を引き離せるのです。

コスト1の建物と将軍

王様、司教、商人、将軍の能力で得られる金貨は、建物の価値に関わらず、枚数によります。つまり、 コスト1の建物もコスト6の建物も能力で得られる金貨は同じく1枚 なのです。

じゃあコスト1の建物を沢山建てて一気に金貨を稼げば・・・となりがちなんですが、そこで将軍が邪魔をするのです。

将軍は建物のコスト-1の金貨で指定した建物を破壊することが出来ます。つまりコスト1の建物はコスト0、ただで破壊が可能です。

これが何を意味しているかというと、将軍を選んだ人は自分の金貨を支払ってまで壊したいものがない場合(金貨がない場合も)、コスト1の建物を必ず壊す のです! 暇なので笑

つまり将軍対策のセオリーとしては、 将軍側にも最低限のコストを支払わせるコスト2以上の建物を建てていく ことです。もちろん序盤の使い捨てとして建てるメリットはありますが、序盤でも暗殺をさけるためにあえて将軍を選択する人もいるのでいつ壊されるかはわかりません。

いろいろな考え方の例

心理戦なのでいろいろな考え方のシチュエーションがあります。

  • 序盤はあえて建築家を選び建築カードを溜め込んでいく(奇術師に狙われる可能性有り)
  • 黃、青、緑の建物をバランス良く建て、暗殺者からの狙いを絞れなくする
  • 盗人に狙われても良いように、自分の手番で金貨を使い切る。
  • 6個建物がある状態で、まだ次のラウンドがあると見せかけておいて建築家で一気に2個の建物を建てて、強制ゲーム終了する。

などなど他のプレイヤーがどういう考えで動いているのかを把握しながら最適なキャラクターを選択するのです。

簡易版ルール

心理戦が醍醐味のゲームなので非常に精神力を消費し、時間もかかります。これをもっと軽くカジュアルなゲームにするルールがあります。

終了の際の建物の数を5枚などに減らす。

正式ルールでは8枚でゲーム終了ですが、これを減らすことで時間短縮になります。ルール把握などのためにまず5枚で軽くプレイしてから本番を8枚で、などという場合にも良いです。

キャラクター選択をランダム

キャラクターカードを選ぶ時に伏せて選びます。心理戦がなくなり完全に運任せのゲームになります。お子様がいるときなど。

良いところ/悪いところ

良いところ

  • 心理戦が熱い(裏の読み合い)
  • 戦略性が高い割にコンポーネントが少ない(箱1つ)
  • ルール自体は単純明快

悪いところ

  • 疲れる
  • キャラクターを選択に時間がかかる
  • 足を引っ張り合うゲームなのでギスギスしがち

こんな人におすすめ

  • 他人の心理を読むのが得意な人
  • Eカードが好きな人
  • メンタリスト

個人的な感想

これも大好きなゲームなんですが、難点は重い、疲れるということ。
身内でガッツリやるぞ!というときには良いんですが、ボドゲに慣れていない人がいるときにはあまりオススメしません。

人数によってルールが少々ルールが変わるんですが、最初にキャラクターカードを1枚伏せる人数(ベストバランスは5人プレイだと言われています)の場合、伏せたカードが暗殺者だったラウンドはよく平和なラウンドだったと言われます笑

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