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[ボードゲーム] ボーナンザ 自由度が高い交渉ゲーム

概要

ジャンル交渉
人数3-5(拡張で7人まで)
時間45-60min
ランダム性☆☆☆
盛り上がり度☆☆☆☆

ゲーム説明

細かなルール説明は他サイトさんにお任せするとして、特徴をあげていきたいと思います。

豆を育てて売ってお金にするゲーム

順番にプレイヤーに配られたカード(豆)を場(土地)に最低一枚以上オープン状態で出していきます。同じ種類のカードはそのまま重ねて出すことが出来、規定の枚数を超えると売ってお金にすることが出来ます。
最後にお金が一番多かった人の勝ち

各プレイヤーには土地が2つあり、1つの土地には一種類の豆しか植えられず、違う豆を植えたい場合は豆を売り払ってしまうしかありません。

手札を並び替えてはいけない

このゲームの肝となる制約の一つです。手札は並び替えてはいけません。さらに最初にカードを出していく方向(左から出していくなら左)を決めたらゲーム中これを変更してはいけません。

これによって交渉ターンが重要になっていきます。

自由な交渉 (重要)

本作の醍醐味。豆を自分の土地に植えた後、山札から2枚引き、オープン状態で場(交換場のようなもの)に出します。この2枚を巡って交渉の場が設けられます

交渉とは、その名の通りその2枚のカードと各プレイヤーの手札のカードをそれぞれの利になるように交渉し、折り合いをつけて交換することです。この交渉は非常に自由で、手番プレイヤーを絡んだ交渉であれば本当に自由に行うことが許されています。

「21番を2枚あげるからその18番を1枚ちょうだい」
「この6番を引き取ってくれるなら20番を2枚あげるよ」

「8番ただであげるよ!」
「今は何も出せないけど、10番を譲ってくれたらあとでいいことあるよ」

こんな感じで交渉を持ちかけます。例で伝わると思いますが、本当に自由な交渉が出来るのです。枠に囚われることなく柔軟にプレゼンをして自分の提示する条件が手番プレイヤーにとって如何に有意義かを説いて自分と交渉させるのです。状況によって値を釣り上げてもいいですし破格の条件で交渉し恩を売っておく(返してくれるかは不明)ことも可能。

カードの譲渡も可能ですが、ただ相手にカードあげるだけじゃ自分の損にならないの?と思いますよね。そこで前述の手札を並び替えられないルールが活きてきます。
手番中に豆を植える際、最低一枚は植えなければならないですが、上限はありません。つまり手札のある限り植え続けることが出来るわけです。

例えば手札が10,21,10,10とあり、自分の土地には6x1,10x1が植えてあったとします。
このままだと自分の手番になった時に10を一枚植えて終了となってしまいます。10を一気に植えたいのに21が邪魔で連続で植えられなくなってしまうわけですね。このためプレイヤーは自分の手番が来る前になんとか21を処理したいと考えます。出来れば交換、無理そうなら譲渡するというわけですね。これによって譲渡による双方のメリットが生まれるわけです。


手番プレイヤーもこの2枚を交渉の中で使い切れないと自分の土地に強制的に植えざるを得ないのでよく考えることが大事です。この交渉ターンを上手く利用し、無駄なく手札や山札を処理できた人が勝利できるのです。

基本的に双方が納得しないと交渉は成立しないので、人の恨みを買ったりすることが少なく(全く無いわけではない笑)、比較的ほのぼのしてプレイすることが出来るゲームです。

細かい制約

非常に面白いゲームなのですが、以下のように通常のゲームにはあまり見られないような細かい制約があるので、初めてプレイする場合は少々とっつきにくい印象はあります。

  • 手札を並び替えてはいけない。
  • 交渉では手番プレイヤーを交えなければならない。
  • 交渉でやり取りしたカードは速やかに自分の土地に植えなければならない。(手札に加えてはいけない)
  • 交渉ターンで、交換が成立せず場に残ってしまった豆は必ず自分の土地に植えなければならない。土地が空いてない場合は売却する。
  • 土地に一枚しか豆が植えられていない場合は売り払うことが出来ない。強制的に売り払わなければ行けない場合にのみ売り払うことが出来る。
  • 上記の場合も、もう一つの土地が複数枚植えてあった場合はそちらを優先して売却しなければならない。

その他、難易度を上げるルールとして

  • 交渉は必ず場に出されたカードとの交換でなければならない。ただ譲渡するだけの交渉は禁止。

こちらは、原語版にしか明記されていなかったルールを逆に制約にしたものです。交渉がよりシビアになります。

良いところ/悪いところ

良いところ

  • 人の手番中に暇になりにくい
  • 交渉の自由度が高い
  • カードだけなので持ち運びに便利
  • プレゼン能力が上がる

悪いところ

  • 細かい制約が多い(カードの並び順変更不可など)ため、少々とっつきにくい
  • 喋るのが苦手な人は交渉で置いてけぼりになりがち

正直殆ど悪いところが見当たらない優秀なゲームです。少々複雑な制約はありますが一度通しでプレイすればなんとなく理解出来る程度のものです。

こんな人におすすめ

  • ワイワイしながらゲームしたい人
  • 積極的に交渉を持ちかける人
  • お互いの利害を見据えて行動出来る人
  • 義理人情に厚い人
  • あまりギスギスしない緩いゲームが好きな人

個人的な感想

私がボードゲームにハマるきっかけにもなったゲームです。トランプやウノなど誰もが知っているゲームにはなかった自由な交渉が出来ることに感動しました。え、こんなに自由に喋っていいゲームがあったのか!と。

色々なボードゲームを知った今でもたまにプレイしたくなる至極の作品です。超オススメ。

拡張版は↓ 豆の種類が増え、大人数(7人まで)でのプレイが可能になります。

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