スポンサーリンク

今週のギンレイ(運び屋/荒野にて 2019年8月前半) 映画感想

2019-09-02

広告

スポンサーリンク

運び屋

運び屋(字幕版)

新品価格
¥399から
(2019/9/2 14:13時点)

クリント・イーストウッド主演作。
意外にも監督兼主演なのはグラントリノ以来の10年振り。

90歳のじいさんが麻薬や銃などの運び屋を行うという、なんだろうジャンルはサスペンスになるのだろうか。
イーストウッドが仕事を請け負うことになる麻薬組織のボスにアンディ・ガルシア。主人公を追う麻薬捜査官にブラッドリー・クーパー、その上司にローレンス・フィッシュバーンと枠を固める俳優陣も豪華だ。

原作というか元ネタは実際にあったレオ・シャープという80歳代で麻薬カルテルの運び屋になったという男の記事らしい。

あらすじ

イーストウッド演じる主人公のアールはデイリリーという品種の花の園芸家で、賞を取るほどの功績を残していたがそれも過去の栄光。インターネットなどの技術革新について行けず、彼の農園は閉鎖となってしまう。行く宛もないまま孫娘のパーティに参加するが、仕事一筋で家庭を省みることのなかったアールは妻や娘との関係は最悪の状態だった。
娘に追い出されるようにパーティ会場を後にするアールはそこに居合わせた孫の友人に仕事を紹介される。
その仕事は違法な取引物を警察の目に止まらないよう運ぶ「運び屋」だった。

順調に仕事をこなしていくアール。 仕事で得た金で行きつけの退役軍人バーの経営難を救ったり、自分の農場を買い戻すことも出来た。家族とのわだかまりも徐々に溶け、失った時間を取り戻していく。だがそれがいつまでも続くわけはなく、本人の知らない内に徐々に包囲網は狭まれていく。 そしてアールはある重大な決断を迫られることになる。

感想

荒野の用心棒やダーティハリーなどで人気を博したイーストウッドだが、早い内から監督業も兼任するようになりそちらでもその才能を開花させていた。

近年はどこで聞いたかはうろ覚えだが、フィクションよりもノンフィクションの方が面白く価値がある的なことを言っていた。体現するようにずっとノンフィクションか事実に基づいた作品を作り続けている。

今作では、運び屋の仕事を通じて老人が失ってしまった家族との絆を取り戻していく様が描かれている。それはイーストウッドの人生を重ね合わせたかのような物語でもある。

冒頭でサスペンスとはいったが、その実クリントイーストウッド流のジョークや皮肉が入り混じっていて雰囲気は和やかなシーンが大半である。またその中にも社会風刺や人種差別に対する見解も描かれているのも彼らしい。

冒頭から仕事一筋だった老人が全てを失っていく哀れなシーンが描写される。だが、いざ運び屋の仕事が始まると非常に粋というかカッコいいじいさんとして描かれていくのが印象的な作品だ。
稼いだ金で新車を買ったりパーッと酒をおごったり、お姉ちゃんと遊んだりと齢90にして人生を謳歌。朝鮮戦争帰りの持ち前の度胸で麻薬組織の強面達にも一切怯まず、ジョークを飛ばしていく姿は、なりたいとは思わないが憧れを抱いてしまう。

とはいえ、やはり犯罪行為に手を染めているわけでハッピーエンドが待っているわけもない。終盤にて彼はある決断を強いられるが、アールがカッコいいのはどこまでも潔いからだ。自身の選択による結果を受け入れる。決して言い訳はしない。

というわけで「運び屋」。
予告編ほどシリアスな映画ではないのでエンターテイメント的にも楽しめる映画である。
老齢のイーストウッドにしか出せないいぶし銀に魅せられよう。



荒野にて

荒野にて [DVD]

新品価格
¥3,082から
(2019/9/2 14:09時点)

アンドリュー・ヘイ監督、チャーリー・プラマー主演のイギリス映画。日本公開映画では「さざなみ」が有名な監督のようだが、私は未視聴。他レザボア・ドッグスやコン・エアーなどでおなじみのスティーブ・ブシェミなどが出演している。

あらすじ

主人公のチャーリーは父親と二人でオレゴン州の田舎で暮らしていた。女にだらしなく、頼りない父だがお互いに家族として愛し、支え合う生活。チャーリーは走ることが好きだったが、いつもの通り競馬場を眺めにいくとデルという馬の調教師を手伝うこととなった。この仕事の中でピートという穏やかな性格の馬と心を通わせていく。

ある日チャーリーの家に大男が殴り込んでくる。もみ合いの末、父親は怪我をし病院へ担ぎ込まれる。父を見舞うチャーリーだったが諭され、少しでも金を稼ぐため馬の調教師であるデルの元で働く。しかし、敗血症で父は死亡し孤独の身となってしまうチャーリー。

追い打ちをかけるように、ピートは競走馬としての価値を失い屠殺場へ売られることになってしまう。

チャーリーはピートを連れて逃げ出すことを決断をする。幼い頃に一緒に暮らしていた叔母を探すため、ワイオミング州を目指す旅に出る。

感想

叔母を訪ねて三千里。

現代作品でありながらアメリカの片田舎を舞台にして、ノルタルジックで哀愁が漂う作品。主人公の透明感溢れる演技とそれに伴う静かな映像に感情を揺さぶられる。

父親を助けられない、自分だけでは何も出来ないという少年の無力感と孤独感。そして同じ孤独を共有した競走馬ピートとの友情を描いている。

チャーリーは旅の中で、様々な現実に直面する。挫折し、悲しみ、怒り、途方に暮れる。彼が曲がりなりにも旅を続けることが出来たのは、施しに甘えていただけに過ぎない。彼の行動はきっと過ちばかりだっただろうけれども、それでも彼らの無謀な逃避行を応援したいと思ったのは彼とピートが荒野を歩くその姿が何よりも美しく見えたからだろう。

チャーリーが最後にたどり着いた場所。彼にはまだ無償の愛を享受出来る場所が必要だったのだと悟る。結末は平凡的ではあるが、最後に振り返る彼の表情には未来への希望が感じられた。

というわけで「荒野にて」。オレゴン州から始まるロードムービー的な側面もある透明感溢れる作品だった。子供ながらの直情的な行動。美しい荒野の映像。片や孤独な少年を襲う現実。そんな中でたどり着く彼の居場所を是非その目で見てほしい。

映画を見るならU-NEXT

映画館にいくのもレンタルショップに借りに行くのも面倒という方にオススメなのが定額動画配信サービスです。
といっても色々サービスがあってどれを選んだらいいのかわからない!とお悩みの方に私がオススメしたいのは国産動画配信サービスのU-NEXTです。

今なら新規登録で31日間無料で 130,000 本 の動画が見放題です。

本ページの情報は2019年8月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

U-NEXTはAmazon Prime VideoやNetfrix、Huluなどと比べると月額1990円と少し高めの値段設定です。それでもオススメな理由は、他と比べ単純に配信数が多い(150000本以上)こと、そして映画に特化していることが理由です。
単純に配信数が多いだけでは意味がありません。結局は見たい映画があるかどうかが、動画配信サービスの重要な点です。

その点で私見ですが他の動画配信サービスと比較すると最も「見たい映画」が多かったのがU-NEXTでした
月額課金の度にポイントが1200円分もらえるので毎月新作を何本か視聴出来るのと旧作が見放題になります。これはお得だと思いました。

海外ドラマ、ドキュメンタリーなどを見たい場合は他のサービスの方が良いこともあるかと思いますが、こと映画を見たいという場合U-NEXTは品質が良い作品が揃っているという印象でした。

もちろん私の見たい映画とみなさんの見たい映画が一致するかはわかりません。ですので、一度無料登録をしてみて映画のラインナップを見てみるだけでもいかがでしょうか。

広告