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レオン(洋画)

2019-07-30

あまりにも有名ですが、リュック・ベッソン作の「レオン」です。昔一度だけ見たことがあったのですが、久しぶりに見たくなったので。ヲタ的には虚淵氏のファントムの元ネタとして有名ですね。2章のキャル編は丸ごとレオンのオマージュといっても過言ではないくらい。

しかし改めて見ると濃密な映画だなーと思う次第です。多少展開にご都合なところはありますが、レオンとマチルダが心を通わせ合っていく過程だとかスタンフォールドの狂気的な演出など、緩急がありながらも無駄がない構成。渋いオヤジと少女の組み合わせって本当に良いものですよね。これってレオンが最初なのかしら。
多分私のオヤジ&少女シチュ好きの原点。

レオンでよく言われるのは二人はどういう関係だったのか。お互いの抜けた部分を精神的にも補完し合う関係だったわけですが、マチルダにとってのレオンは最初は父の代わりとして。そして徐々に恋愛感情が芽生えていったのだろうな、と感じました。

一方レオンにとってのマチルダは娘のような存在から自分の分身のような存在へと移り変わっていったのではないかと。多分彼は自分の過去の恋人がその父親に殺された時に、もう普通に恋愛が出来る精神ではなくなってしまったのだろうな、と妄想します。こう言ったら語弊があるかも知れませんが、精神年齢的にはその時点で止まってしまった。見た目は渋いオッサンですけど、中身は不器用で純朴な青年のまま。

行く宛もなくトニーの所に身を寄せ殺し屋となったレオン。家族を殺されレオンに殺し屋としての手ほどきを受けるマチルダ。自分と同じような境遇の彼女を見て自分が成し得なかった大地に根を張って生きる人生を歩んで欲しいと願ったんじゃないかなーと思いました。その思いが最後の脱出の瞬間に観葉植物をマチルダに預けたことに繋がるだろうなと。

しかし本当に面白いですねえ。ジャン・レノカッコ良すぎるし、ナタリー・ポートマンも子供が大人へと変わっていく中間の役を見事に演じきってるし。傑作ですよね、この作品。

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